专利摘要:

公开号:WO1991014717A1
申请号:PCT/JP1991/000393
申请日:1991-03-27
公开日:1991-10-03
发明作者:Toru Ueki;Masaji Yoshimura;Kazuharu Kanezaki;Susumu Kishi;Takashi Satoh;Minoru Takiguchi
申请人:Mitsui Toatsu Chemicals, Incorporated;
IPC主号:C08F8-00
专利说明:
[0001] 明 細 書 変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂組成物
[0002] 〔技術分野〕
[0003] 本発明は変性時に臭気の発生がな く 、 充塡材、 金属お よび重合体樹脂基板 との接着性に優れた変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂及び該変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂 と熱可塑性樹脂 か らな る機械的物性が良好な熱可塑性樹脂組成物にかん する。
[0004] 〔背景技術〕
[0005] 一般にポ リ オ レ フ イ ン樹脂は優れた物理的、 化学的特 性を有 し、 繊維、 フ ィ ル A、 その他の成形材料と して広 く 用レ、 られている。 さ らにこれらの特性を生かすために ガラ ス織維な どの充塡剤によ る強化が行われている。 し か し、 ポ リ オ レ フ イ ン樹脂は反応性官能基を持っ ていな いため、 ガラ ス織維との密着性が悪 く 、 補強の効果が低 い。 こ の欠点を補う ために、 不飽和カ ルボ ン酸ゃグ リ シ ジルメ タ ク リ レー ト (以下、 G M A と略す) あ る いはァ リ ルグ リ シ ジルエーテル等のエポキ シ基含有 ビ二ル単量 体な どの変性剤をォ レ フ イ ン と共重合させた り 、 あ る い はポ リ オ レ フ イ ン樹脂にグラ フ ト させた、 いわゆる変性 ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂を用いる こ とが提案されている。 (例えば、 特開昭 5 9 - 6 2 6 1 3 公報) 。
[0006] こ れ らの方法によれば、 カ ルボキシル基ま たはェポキ シ基 とガラ ス織維 との間に強固な化学結合が形成さ れ、 1
[0007] - 2 -
[0008] 変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂 とガラ ス織維との間に優れた密 着性が発現 し、 これらの変性ポ リ オ レ フ イ ン樹脂を使用 した系ではガラ ス織維の補強効果の向上が認め られる。 しか し、 不飽和カルボン酸を用いた変性では製造工程に おいて、 押出機のス ク リ ユーな どの金属の腐食の可能性 がある。 また、 エポキシ基含有ビニル単量体は一般に沸 点が低 く 、 押出時の高温によ り異臭を発生する こ とがあ り 、 作業性が悪い。
[0009] また、 ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂は、 耐衝撃性、 耐薬品性、 低価格性等に優れる こ とか ら、 ポ リ エステル系樹脂、 ポ リ フ ヱニ レ ンサルフ ア イ ド樹脂、 ポ リ カーボネー ト樹脂、 ポ リ ア ミ ド樹脂とのブレ ン ドが検討されている。 しか し なが ら本来、 ポ リ オ レ フ イ ン樹脂 と前記各樹脂 との相溶 性は悪いため、 アイ ゾッ ト衝撃強度、 引張強度およ び伸 び等が著 し く 低下して しまい実用には程遠い ものであ つ た。
[0010] 〔発明の開示〕
[0011] 本発明の 目的は変性時に臭気の発生がな く 充塡材、 金 属及び合成樹脂の基材との接着性にす ぐれた変性ポ リ ォ レ フ イ ン樹脂を提供する こ とである。
[0012] 本発明の他の 目的は、 と く にアイ ゾ ッ ト衝撃強度、 引 張強度および伸び等の機械的物性が良好である変性ポ リ ォ レ フ ィ ン樹脂 と他の熱可塑性樹脂とか らな る熱可塑性 樹脂組成物を提供する こ とである。
[0013] 本発明の更に他の 目的は、 充塡材で強化された変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂組成物を提供する こ と であ る。
[0014] 本発明に従って、 ポ リ オ レ フ イ ン樹脂に下記一般式 I
[0015] R 〇 H
[0016] II
[0017] H 2 C = C - C - N - C H A r
[0018] (式中、 A r は少な く と も一つの グ リ シジルォキシ基で 置換された炭素数 6 〜 2 4 の芳香族炭化水素基を表わ し R は水素原子、 ま たは メ チル基を示す)
[0019] で示されるエポキ シ基含有ア ク リ ルア ミ ド単量体を反応 させて得 られる変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂が提供される 。
[0020] 上記変性ポ リ オ レ フ イ ン樹脂は、 上記式 I のエポキ シ 基含有ア ク リ ルア ミ ド単量体をポ リ オ レ フ イ ン樹脂 と ラ ジカ ル発生剤の存在下で反応させる方法によ り 得られる 本発明の他の局面によれば、 上記変性ポ リ オ レ フ イ ン 樹脂 5 〜 9 5 重量% と他の熱可塑性樹脂 9 5 〜 5 重量% とか らな る熱可塑性樹脂組成物が提供される。
[0021] 本発明の更に他の局面によれば、 上記変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂 1 0 0 重量部と無機又は有機充塡材 3 〜 3 0 0 重量部と よ り なる充塡材強化ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂組成物 が提供される。
[0022] 〔発明を実施するための最良の形態〕
[0023] 本発明で用い られる ポ リ オ レ フ イ ン樹脂と しては、 例 え ば、 ポ リ プ ロ ピ レ ン、 ポ リ エチ レ ン、 プ ロ ピ レ ン 一 ェ チ レ ンブロ ッ ク あ る いはラ ン ダム共重合体、 エチ レ ン — プ ロ ピ レ ン エ ラ ス ト マ 一、 エチ レ ン 一 プ ロ ピ レ ン ー ジ ェ ンエラ ス ト マ 一、 エチ レ ン 一 プロ ピ レ ン ジ シ ク ロ ペ ン 夕 ジェ ン共重合体、 エチ レ ン 一 プロ ピ レ ンェチ リ デ ン ノ ル ボ一ネ ン共重合体、 ポ リ ( 4 ー メ チルーペ ン テ ン 一 1 ) な どが挙げ られる。 ま た、 前記各樹脂を併甩 して も よ い。
[0024] 本発明で変性剤 と して使用 さ れる前記一般式 I のェポ キ シ基含有ア ク リ ルア ミ ド単量体は、 U. S. Pa t e n t N o . 4, 709 , 062 に開示さ れてい る とお り 、 例えば、 フ エ ノ ー ル性水酸基を少な く と も 1 つ有する芳香族炭化水素 と、 N — メ チ ロ ールア ク リ ルア ミ ド、 ま たは N — メ チ ロ ー ル メ タ ク リ ルア ミ ド、 あ る レ、は N — メ チ 口 一ルァ ク リ ノレア ミ ド、 ま たは N — メ チ ロ ール メ タ ク リ ルア ミ ドのアルキ ルエーテル誘導体を酸触媒で縮合させた後、 フ エ ノ ー ル 性水酸基をグ リ シ ジル化する こ と に よ り 容易 に得 られる。 具体的なエポキ シ基含有ア ク リ ルア ミ ド単量体 と しては、 N - [ 4 - ( 2 , 3 — エポキ シプロ ボキ シ) 一 3 , 5 - ジ メ チルベ ン ジル ] ァ ク リ ノレア ミ ド、 N— [ 4 — ( 2 , 3 —エポキ シプロ ボキ シ) — 3 , 5 — ジ メ チルベ ン ジル ] メ タ ク リ ルア ミ ド、 N— [ 4 — ( 2 , 3 — エポキ シプロ ポキシ) 一 3 — メ チルベ ン ジル ] ァ ク リ ノレア ミ ド等が挙 げ られる。
[0025] ラ ジカ ル発生剤 と して は、 ラ ジカ ル重合開始剤 と して 公知の化合物が用い られ、 具体的に例示すれば、 t - ブ チルパーォキ シベ ン ゾエー ト、 ジ ク ミ ル ノ ーォキサイ ド、 2 , 5 — ジ メ チルー 2 , 5 — ジ ( t ー ブチルバ一ォキ シ) へキサ ン、 ジ ー t ー ブチルーノ、。 —オキサイ ド、 2 , 5 - ジ メ チルー 2 , 5 — ジ ( t — ブチルバーオキシ) へキセ ン — 3 等で代表される有機過酸化物、 ァ ゾビスイ ソプチ ロニ ト リ ル、 ァ ゾビスイ ソノ レ ロニ ト リ ル等で代表され るァ ゾビス二 ト リ ル化合物ある レ、は、 ベ ン ブイ ンノ、。 一ォ キサイ ドで代表される有機過酸化物が挙げ られる。
[0026] 変性 ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂 の製造 は ポ リ オ レ フ ィ ン 1 0 0 重量部に対 して式 I のエポキシ基含有ア ク リ ルァ ミ ド単量体 0. 0 1 〜 2 0 重量部、 好ま し く は 0. 1 〜 1 0 重量部及びラ ジカ ル発生剤 0. 0 0 5 〜 5 重量部好ま し く は 0. 0 1 〜 1 重量部を用いて行なわれる。
[0027] 製造方法については特に制限はな く 既知の方法が採用 さ れる。 例えば有機溶剤中にア ク リ ルア ミ ド単量体、 ラ ジカ ル発生剤及びポ リ オ レ フ ィ ン樹脂の混合物を撹拌 し 乍 ら ラ ジカ ル発生材の分解温度で反応させ られる。
[0028] ま た こ れ らの原料を高速撹拌機を用いて均一混合 した 後、 十分な混練能力のある一軸ま たは多軸の押出機で溶 融混練 して反応が行われる。
[0029] 反応温度は 1 5 0 〜 2 5 0 、 反応時間は 0. 5 〜 3 0 分が好ま しい範囲である。 経済性の面か ら押出機を用い る変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂の製造が好ま しい。
[0030] 本発明の変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂は未変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂を含む組成物の形で用いて も よい。 未変性ポ リ ォ レ フ ィ ン樹脂の含有量は 0 〜 9 5 重量%、 好ま し く は 0 〜 8 0 重量%の範囲であ る。
[0031] 本発明の充塡材強化ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂組成物の各成 分の好適な組成条件は、 変性ポ リ オ レ フ イ ン樹脂およ び 該変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂 とポ リ オ レ フ ィ ン樹脂とか ら なる樹脂組成物 1 0 0 重量部に対 して充塡材 3〜 3 0 0 重量部好ま し く は 5〜 2 0 0 重量部であ る。 充塡材の添 加量が上記範囲よ り少ない場合には充分な物性改良効果 が得られず、 多い場合には樹脂の着色、 衝撃強度の低下 が起こ るので好ま し く ない。
[0032] 本発明で用い られる充塡材とは、 鉄、 ア ル ミ ニウ ム、 銅、 鉛、 亜鉛、 錫、 およびニ ッ ケルの ごとき金属な ら び にそれを主成分とする合金 (た とえば、 ステ ン レ ス銅、 真ち ゆ う ) な どの金属材料お よび各種金属酸化物のほか、 ガラ ス、 カ ーボン織維、 カ ーボ ンブラ ッ ク、 炭化ゲイ素 織維、 カ ーボンゥ イ ス力 一、 アスベス ト、 グラ フ ア イ ト、 炭酸マ グネ シウ ム、 炭酸カ ルシウム、 ク レー、 マイ 力 、 タ ル ク、 シ リ カ、 硫酸バ リ ウ ム、 ア ル ミ ナ、 無機質顔料 類、 木粉、 パルプ、 ポ リ エステル織維等の無機あ る いは 有機の材料である。
[0033] 本発明の充塡材強化ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂組成物の製造 方法に関 しては特に制限はな く 、 通常公知の方法を採用 する こ とができ る。 た とえば、 ポ リ オ レ フ ィ ン榭脂、 ェ ポキシ基含有ア ク リ ルア ミ ド単量体、 ラ ジカル発生剤、 充塡材を高速撹拌機な どを用いて均一混合 した後、 十分 な混練能力のあ る一軸または多軸の押出機で溶融混練 し て製造される。
[0034] こ の場合、 ポ リ オ レ フ イ ン樹脂、 エポキシ基含有ァ ク リ ルア ミ ド単量体、 ラ ジカ ル発生剤、 充塡材を同時に溶 融混練す る方法、 充塡材のみを後か ら添加す る方法、 あ る いは、 充塡材をポ リ オ レ フ イ ン樹脂、 エポキ シ基含有 ア ク リ ルア ミ ド単量体、 お よ びラ ジカ ル発生剤の溶融組 成物で被覆する方法を採用する こ とができ る。
[0035] 本発明にお ける変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂 5 〜 9 5 重量 部、 好ま し く は 1 0 〜 9 0 重量部 と他の熱可塑性樹脂 9 5 〜 5 重量部、 好ま し く は 9 0 〜 1 0 重量部 とか らな る熱可塑性樹脂組成物において、 他の熱可塑性樹脂 と し て例えば、 ポ リ エステル樹脂、 ポ リ フ エ 二 レ ンサル フ ァ イ ド樹脂、 ポ リ カ ー ボネ ー ト樹脂、 ポ リ ア ミ ド樹脂、 ポ リ アセ タ ー ル樹脂、 ポ リ フ ヱ ニ レ ンオキサイ ド樹脂、 ポ リ ア リ レ ー ト樹脂、 ポ リ サルフ ォ ン樹脂な どが挙げ られ こ こ で、 ポ リ エステル樹脂は、 芳香環を重合体の連鎖 単位に有す る ポ リ エステルで芳香族ジカ ルボ ン酸 と ジォ 一ル とを主成分 とする縮合反応よ り 得 られる重合体ない しは共重合体が好ま しい。 かかる ポ リ エステル樹脂 と し てポ リ エチ レ ンテ レ フ 夕 レ ー ト、 ポ リ プロ ピ レ ン テ レ フ 夕 レ ー ト 、 ポ リ ブチ レ ンテ レ フ タ レ ー ト 、 ポ リ へキサ メ チ レ ンテ レ フ タ レ 一 ト 、 ポ リ シ ク ロへキ シ レ ン ジ メ チ レ ンテ レ フ タ レ ー ト、 ポ リ エチ レ ン 一 2 , 6 — ナ フ タ レ 一 ト な ど、 さ ら にポ リ ブチ レ ンテ レ フ 夕 レ ー ト 系エ ラ ス ト マー、 例えば、 東 レ · デュ ポ ン (株) 社製の商品名 「ハ イ ト レ ル」 な どが挙げ られる。 ポ リ フ ユ 二 レ ンサルフ ァ イ ド樹脂 (以下 P P S と略す) と は、 重合後に架橋を伴 う 高分子量化の必要な架橋型 P P S と高分子量の直鎖伏 P P S がある。 商業的に入手 可能な架橋型 P P S と しては、 「ラ イ ト ン P — 6 」 フ ィ リ ッ プスペ ト ロ リ ュ ーム社製が、 また直鎖状 P P S と し ては、 「F0 R T R 0N W- 205 」 呉羽化学工業社製が挙げ られ o
[0036] ポ リ カーボネー ト樹脂は二価のフ エ ノ ール類をカ ーボ ネー ト前駆体、 例えばホスゲン、 ハロ ゲンホルメ ー ト
[0037] (ノヽロ ホルメ ー ト) またはカ ーボネー トエステル と反応 させて製造する。 ビスフ ヱ ノ ール Aか ら誘導されたホモ ポ リ マーが好ま し く 使用 される。
[0038] ポ リ ア ミ ド樹脂は例えばナイ ロ ン 6 、 ナイ ロ ン 6 6 、 ナイ ロ ン 4 6 、 ナイ ロ ン 1 1 、 ナイ ロ ン 1 2 等が挙げ ら れるがなかでもナイ ロ ン 6 、 ナイ ロ ン 6 6 が耐熱性、 成 形性の点か ら好ま しい。
[0039] 本発明の変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂を含む熱可塑性樹脂 組成物はポ リ オ レ フ ィ ン樹脂、 他の熱可塑性樹脂、 ェポ キシ基含有ア ク リ ルア ミ ド単量体及びラ ジカル発生剤を 同時に均一混合 した後、 押出機で溶融混練 して製造する こ と もでき る。 また、 目的に応じて各種エラ ス トマ一、 顔料、 染料、 ガラ ス繊維、 金属、 炭素鏃維等の補強材、 タ ルク、 炭酸カ ルシウム等の充塡材、 酸化防止剤、 紫外 線吸収剤、 滑剤、 難燃剤、 および帯電防止剤、 カ ーボ ン ブラ ッ ク等の導電性フ イ ラ 一等を添加する こ とができ る。 以下に実施例を挙げて、 本発明をさ らに詳 し く 説明す る。 なお、 実施例および比較例に記 した物性評価は次の 方法に従って実施 した。
[0040] ( 1 ) ポ リ オ レ フ イ ン樹脂変性時の臭気
[0041] 異臭 : 押出時に臭気が発生 し好ま し く ない。 無臭 : 押出時に臭気はほ とんどない。
[0042] ( 2 ) アイ ゾ ッ ト衝撃強度
[0043] J I S — K 7 1 1 0 に準拠 した。
[0044] ( 3 ) 引張強度および伸び
[0045] J I S — K 7 1 1 3 に準拠 した。
[0046] ( 4 ) 剝離強度
[0047] 変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂を脱脂 した軟質ァ ル ミ 二ゥム板 ( A 1 板と略す) 、 鋼板あ る い はエチ レ ン — ビニルアルコ ール共重合体 (以 下 E V O H とい う ) の シー ト上で加熱、 プ レ ス して接着し、 引張試験機を用いて、 幅 1 0 mmの短冊状試験片の一端か ら塗膜を測定温度 2 3 °C、 剝離角度 1 8 0 度、 引張速度 5 0 mm /min で剝離し、 その時の層間剝離強度を測 定 した。
[0048] ( 5 ) 荷重たわみ温度 (耐熱性)
[0049] J I S - K 7 2 0 7 に準拠 して測定 した
[0050] 曲げ応力 4. 6 Kgf/cm2
[0051] ( 6 ) 曲げ弾性率
[0052] J I S — K 7 1 1 3 に準拠 した。 実施例 1 〜 4
[0053] ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 [三井東圧化学 (株) 社製 商品 名三井ノ ーブレ ン J S — G ] 、 N— [ 4 — ( 2 , 3 — ェ ポキシプロ ボキシ) 一 3, 5 — ジ メ チルベン ジル ] ァ ク リ ルア ミ ド [鐘淵化学 (株) 社製] およびジ ク ミ ルパー ォキサイ ドを表 1 に示 した割合で配合しヘ ン シ ェ ル ミ キ サ一で混合 した後、 ス ク リ ュ ー径 3 0 mm、 L / D = 3 0 の 2 軸押出機にて溶融温度 2 0 0 °Cス ク リ ュ ー回転数 1 0 0 rpra でペ レ ツ ト状に押出 し、 変性ポ リ プロ ピ レ ン 樹脂を得た。 こ れ らの樹脂は ク ロ 口 ホルム にて 8 時間 ソ ッ ク ス レー抽出 した後、 赤外吸収スぺク ト ルを調べた と こ ろ、 ア ミ ドに由来する カルボニルの吸収 ピー ク (1650 cm"1) を有してお り、 前記モノ マーがポ リ プロ ピ レ ン樹 脂にラ ジカ ル付加 している こ とが確認される。
[0054] 得られた変性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂と A 1 板、 鋼板、 お よび E V 0 Hのシー ト との剥離強度を測定した。 押出時 の臭気と と も に結果を表 1 に示す。 押出時に臭気の発生 はほ とんどな く また充分な剝離強度を有してお り、 接着 性が良好である こ とがわかる。
[0055] 比較例 1 〜 3
[0056] 実施例 1 においてラ ジカル発生剤又はエポキシ基含有 ア ク リ ルア ミ ド単量体を添加 しない配合 と した以外は同 様と した。 こ の樹脂は ク ロ 口 ホルムにて 8 時間ソ ッ ク ス レ ー押出 した後、 赤外吸収スぺク ト ルを調べた と こ ろ、 ア ミ ドに由来する カ ルボニルの吸収ピー ク ( 1650cm— 1 ) は消失してお り、 前記モ ノ マーのポ リ プロ ピ レ ン樹脂へ の ラ ジカ ル付加は生 じてない こ とが確認される。
[0057] 得られたポ リ プロ ピ レ ン樹脂を用い、 実施例 1 と同様 に剝離強度を測定 した。 結果を表 1 に示す。 押出時に臭 気の発生はほ とんどなかっ たが、 剥離強度は、 低 く 接着 性は不良であ っ た。
[0058] 比較例 4
[0059] 実施例 3 において、 エポキシ基含有ア ク リ ルア ミ ドモ ノ マ一をァ リ ルグ リ シジルエーテル ( A G E ) に変えた 以外は同様と した。 その結果を表 1 に示す。 押出時に異 臭が発生 し、 剝離強度も低い値であ っ た。
[0060] 実施例 5 〜 8
[0061] ポ リ エチ レ ン樹脂 [三井石油化学 (株) 社製 商品名 ノヽィ ゼ ッ ク ス 2200 J ] 、 N - [ 4 一 ( 2 , 3 —エポキ シ プロ ボキシ) 一 3 , 5 — ジ メ チルベン ジル ] メ タ ク リ ル ア ミ ド [鐘淵化学 (株) 社製 ] および 1 , 3 — ビス 一 ( t 一 ブチルペルォキシ ー ィ ソ プロ ピル) ベ ンゼ ン を表 2 に示す割合にて実施例 1 と同様な方法で、 押出ペ レ ツ ト化 し、 変性ポ リ エチ レ ン樹脂を得た。 赤外吸収スぺク ト ルの結果よ り、 ポ リ チ レ ン樹脂へのモノ マーのラ ジカ ル付加が確認された。
[0062] 得られた変性ポ リ エチ レ ン樹脂を用い、 A 1 板、 鋼板 及び E V 0 H との剝離強度を測定 した。 結果を表 2 に示 す。 押出時の臭気の発生 も ほ とんどな く 、 剝離強度 も良 好であ る。 比較例 5 〜 7
[0063] 実施例 5 において、 ラ ジカ ル発生剤、 あるいは、 ェポ キシ基含有ア ク リ ルア ミ ドモ ノ マ ーを添加 しない、 配合 と した以外は同様と した。 ク ロ 口 ホルム抽出後の赤外吸 収スぺク ト ルの結果よ り、 エポキシ基含有ア ク リ ルア ミ ドモノ マーのポ リ エチ レ ンへの付加は生じていない こ と が確認される。
[0064] 得られたポ リ エチ レ ン樹脂を用い、 実施例 1 と同様に 剥離強度を測定 した。 押出時の臭気と と も に結果を表 2 に示す。 押出時に臭気の発生はほ とん どなかっ たが、 剝 離強度は低い値であ つた。
[0065] 比較例 8
[0066] 実施例 7 において、 エポキシ基含有ア ク リ ルア ミ ドモ ノ マ ーをグ リ シジルメ タ ク リ レー ト ( G M A ) に変えた 以外は同様と した。 その結果を表 2 に示す。 押出時に異 臭が発生 し、 さ らに剝離強度も低い値であ っ た。
[0067] 実施例 9 〜 1 2
[0068] ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 [三井東圧化学 (株) 社製商品名 三井ノ ーブ レ ン J S — G ] 、 ア ク リ ルア ミ ド単量体と し て、 N— [ 4 一 ( 2 , 3 —エポキシプロ ボキシ) — 3 ,
[0069] 5 — ジメ チルペン ジル ] ア ク リ ルア ミ ド [鐘淵化学 (株) 社製] 、 ラ ジカ ル発生剤と して、 ジ ク ミ ルバ一ォキサイ ドおよび長さ 3 mmのガラスチ ヨ ッ プ ドス ト ラ ン ドを表 3 に示す割合で、 タ ンブラ 一で充塡混合 した後、 ス ク リ ュ 一径 3 0 mm. L / D = 3 0 の 2 軸押出機にて溶融温度 2 4 0 °Cス ク リ ユ ー回転数 1 0 0 rpm でペ レ ツ ト状に押 出 した。 本ペ レ ツ ト を射出成形 し、 作製 した試験片を用 いて物性試験を行な っ た。 その結果を第 3 表に示す。
[0070] 比較例 9〜 1 1
[0071] 実施例 9 において、 ア ク リ ルア ミ ド単量体あるいはラ ジカ ル発生剤の配合量が本発明の規定とは異な る以外は 同様と した。 結果を第 3 表に示す。 これらは耐熱性あ る いは機械的強度が劣る。
[0072] 比較例 1 2
[0073] 実施例 1 1 において、 ア ク リ ルア ミ ド単量体の代わ り に無水マ レ イ ン酸 ( M A H ) を用いた以外は同様 と した。 結果を第 3 表に示す。 ア ク リ ルア ミ ド単量体を用いた場 合に比べ、 物性が劣っ た り 、 押出時に異臭が発生する。 実施例 1 3〜 1 6
[0074] ポ リ エステル系樹脂 と してポ リ エチ レ ンテ レ フ 夕 レー ト [三井ペ ッ ト樹脂 (株) 社製 商品名 J 0 2 5 ] を、 ポ リ オ レ フ ィ ン系樹脂 と してエチ レ ン 一 プロ ピ レ ン 一 ジ シ ク ロペ ン 夕 ジェ ンエラ ス ト マ一樹脂 [ 日本合成ゴム (株) 社製 商品名 E P 8 6 ] を、 エポキシ基含有ァ ク リ ノレア ミ ドモノ マー と して N — [ 4 — ( 2, 3 —ェポキ シプロ ボキシ) 一 3, 5 — ジ メ チルベ ン ジル ] ア ク リ ル ア ミ ドを、 ラ ジカ ル発生剤 と してジ ク ミ ルパーォキサイ ドを表 4 に示す割合でヘン シ ヱ ル ミ キサ一で混合 した後、 ス ク リ ュ ー径 3 0 mm、 L Z D = 3 0 の 2 軸押出機にて溶 融温度 2 6 0 °C、 ス ク リ ュ ー回転数 1 0 0 rpm でペ レ ツ ト状に押出 した。 本ペレ ツ トか ら射出成形 した試験片を 用いて物性試験を行いその結果を表 4 に示す。 耐衝撃性、 剛性、 耐熱性のバラ ンスに優れた物性がえ られた。
[0075] 比較例 1 3〜 1 5
[0076] 各原料の配合割合を表 2 に示す如 く 変えた以外は実施 例 1 3 と同様と し、 その結果を表 4 に示す。 耐衝撃性、 剛性、 耐熱性のバラ ンスに劣 り、 実用に供しえない。
[0077] 実施例 1 7〜 2 2
[0078] ポ リ エステル系樹脂と してポ リ ブチ レ ンテ レ フ 夕 レー ト [帝人化成 (株) 社製 商品名 T R B - H ] お よ びポ リ ブチ レ ンテ レ フ 夕 レ ー ト系エラ ス .ト マ一 [東 レ · デュ ボ ン (株) 社製 商品名ハイ ト レ ル 5557] を、 ポ リ オ レ フ ィ ン系樹脂と してプロ ピ レ ン 一エチ レ ンブロ ッ ク共重 合樹脂 [三井東圧化学 (株) 社製 商品名三井ノ ーブ レ ン B J S — G ] を、 エポキシ基含有ア ク リ ルア ミ ドモ ノ マ一 と して N— [ 4 — ( 2 , 3 —エポキ シプロ ボキ シ) — 3 — メ チルベン ジル ] ア ク リ ルア ミ ド [鐘淵化学 (株) 社製] 、 ラ ジカル発生剤と して、 1 , 3 — ビス一 ( t 一 ブチルペルォキシーィ ソプロ ピル) ベンゼンをへ ン シ ェ ル ミ キサーで混合 した後、 ス ク リ ュ ー径 3 0 mra、 L / D = 3 0 の 2 軸押出機にて溶融温度 2 5 0 て、 ス ク リ ユ ー 回転数 1 0 O r pm でペレ ツ ト状に押出 した。 本ペ レ ツ ト か ら射出成形 した試験片を用いて物性試験を行いその結 果を表 5 に示す。
[0079] 比較例 1 6〜 1 9 各原料の配合割合を表 3 に示す如 く 変えた以外は実施 例 1 7 と同様と し、 その結果を表 5 に示す。 耐衝撃性、 剛性、 耐熱性のバラ ンスに劣 り、 実用に供しえない。
[0080] 実施例 2 3 〜 2 5
[0081] ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 [三井東圧化学 (株) 社製 商品 名三井ノ ーブレ ン J S — G ] 1 0 0 重量部、 N — [ 4 一 ( 2, 3 —エポキ シプロ ポキ シ) 一 3 , 5 — ジ メ チルべ ン ジル ] ア ク リ ルア ミ ド [鐘淵化学 (株) 社製 ] 1 重量 部、 ジ ク ミ ルパーオキサイ ド 0 . 1 重量部をヘ ン シ ェ ル ミ キサーで混合 した後、 ス ク リ ュ ー径 3 0 mm、 L / D = 3 0 の 2 軸押出機にて溶融温度 2 0 0 °C、 ス ク リ ュ ー回 転数 1 0 0 r p m で押出 し、 変性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂を得 た。 こ の変性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 と前記ポ リ プロ ピ レ ン 樹脂およ びポ リ ブチ レ ンテ レ フ タ レー ト [帝人化成 (株) 社製 商品名 T R B — H ] を表 6 に示す割合で前記 2 軸 押出機にて溶融温度 2 5 0 °C , ス ク リ ユ ー回転数 1 0 0 r p m で押出 しペ レ ッ ト を得た。 こ のペ レ ッ ト を射出成形 して試験片 と し、 こ れを用いて上記の方法で物性試験を 行い、 その結果を表 6 に示す。 いずれも実用 に耐える十 分な機械物性を有する。
[0082] 比較例 2 0 〜 2 2
[0083] 実施例 2 3 において、 変性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂を用い なかっ た以外は同様の方法で物性試験を行い、 その結果 を表 6 に示す。 機械物性が著し く 低 く 実用 に供 しえない。 実施例 2 6 〜 2 8 ポ リ エチ レ ン樹脂 [三井石油化学 (株) 社製 商品名 三井ハイ ゼッ クス 2200 J ] 1 0 0 重量部、 N — [ 4 - ( 2 , 3 —エポキシプロポキシ) — 3, 5 — ジ メ チルベ ン ジル ] メ タ ク リ ルア ミ ド [鐘淵化学 (株) 社製 ] 1 重 量部、 1 , 3 — ビス 一 ( t — ブチルペルォキ シ — イ ソ プ 口 ピル) ベンゼン 0. 3 重量部をヘン シェ ル ミ キサーで混 合 した後、 ス ク リ ュ ー径 3 0 mm、 L / D = 3 0 の 2 軸押 出機にて溶融温度 2 0 0 °C、ス ク リ ユー回転数 1 0 0 rpm で押出 し変性ポ リ エチ レ ン樹脂を得た。 こ の変性ポ リ ェ チ レ ン樹脂 と前記ポ リ エチ レ ン樹脂およびポ リ カ ー ボネ — ト樹脂 [帝人化成 (株) 社製 商品名パ ン ラ イ ト L 一 1225] を表 7 に示す割合で、 前記 2 軸押出機にて溶融温 度 2 5 0 °C、 ス ク リ ユー回転数 1 0 O rpm でペ レ ツ ト状 に押出 した。 こ のペ レ ツ トか ら射出成形 した試験片を用 いて上記の方法で物性試験を行い、 その結果を表 7 に示 す。 いずれも実用に耐える十分な機械物性を有する。 比較例 2 3〜 2 5
[0084] 実施例 2 6 において、 変性ポ リ エチ レ ン樹脂を用いな かった以外は同様の方法で物性試験を行い、 その結果を 表 7 に示す。 機械物性が著し く 低 く 実用に供しえない。 実施例 2 9〜 3 1
[0085] プロ ピ レ ン—エチ レ ンプロ ッ ク共重合樹脂 [三井東圧 化学 (株) 社製 商品名三井ノ ーブレ ン B E B — G ] 1 0 0 重量部、 N — [ 4 — ( 2 , 3 —エポキシプロ ポキ シ) 一 3 — メ チルベ ン ジル ] ア ク リ ルア ミ ド [鐘淵化学 (株) 社製 ] 3 重量部、 ジ ク ミ ルパーオキサイ ド 2 重量 部をヘン シ ェ ル ミ キサーで混合 した後、 ス ク リ ュ ー径 3 0 關、 L / D = 3 0 の 2 軸押出機にて溶融温度 2 1 0 °C、 ス ク リ ユ ー回転数 1 0 0 rpm でペ レ ツ ト状に押出 し 変性プロ ピ レ ン —エチ レ ンブロ ッ ク共重合樹脂を得た。 こ の変性ポ リ プロ ピ レ ン — エチ レ ンブロ ッ ク共重合樹脂 とポ リ フ エ二 レ ンサルフ ア イ ド樹脂 [呉羽化学工業 (株) 社製 商品名 F0RTR0N W-205] を表 8 に示す割合で前記 2 軸押出機にて溶融温度 3 1 0 で、 ス ク リ ュ ー回転数
[0086] 1 0 0 rpm ペ レ ツ ト状に押出 した。 こ のペ レ ツ トカ、 ら射 出成形 した試験片を用いて上記の方法で物性試験を行い、 その結果を表 8 に示す。 実用に耐える十分な機械物性を 有する。
[0087] 比較例 2 6 〜 2 8
[0088] 実施例 2 9 において、 変性プ ロ ピ レ ン一エ チ レ ン プ ロ ッ ク共重合樹脂を用いなかっ た以外は同様の方法で物性 試験を行い、 その結果を表 8 に示す。 機械物性が著 し く 低 く 実用に供 しえない。
[0089] 実施例 3 2 〜 3 4
[0090] ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 [三井東圧化学 (株) 社製 商 名三井ノ ーブレ ン B J H — G ] 1 0 0 重量部、 N — [ 4 一 ( 2 , 3 —エポキシプロ ボキシ) 一 3 , 5 — ジ メ チル ベ ン ジル ] ア ク リ ルア ミ ド [鐘淵化学 (株) 社製 ] 1 重 量部、 ジ ク ミ ルパーォキサイ ド 0. 1 重量部をヘ ン シ ヱ ル ミ キサーで混合 した後、 ス ク リ ュ ー径 3 0 ram、 L / D = 3 0 の 2 軸押出機にて溶融温度 2 0 0 で、 ス ク リ ュ ー回 転数 1 0 0 r p m で押出 し、 変性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂を得 た。 こ の変性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂と前記ポ リ プロ ピ レ ン 樹脂およびナイ ロ ン 6 樹脂 [東洋紡 (株) 社製 商品名 T - 8 0 2 ] を表 6 に示す割合で前記 2 軸押出機にて溶 融温度 2 5 0 °C、 ス ク リ ユ ー回転数 1 0 O r p m で押出 し ペ レ ツ ト を得た。 こ のペ レ ツ ト を射出成形 して試験片 と し、 これを用いて上記の方法で物性試験を行い、 その結 果を表 9 に示す。 いずれも実用に耐える十分な機械物性 を有する。
[0091] 比較例 2 9〜 3 1
[0092] 実施例 3 2 において、 変性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂を用い なかっ た以外は同様の方法で物性試験を行い、 その結果 を表 9 に示す。 機械物性が著し く 低 く 実用に供しえない 実施例 3 5 〜 3 7
[0093] ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 [三井東圧化学 (株) 社製 商品 名三井ノ ーブ レ ン J H — G ] 1 0 0 重量部、 N — [ 4 — ( 2 , 3 —エポキシプロ ボキシ) 一 3, 5 — ジメ チルべ ン ジル] ア ク リ ルア ミ ド [鐘淵化学 (株) 社製 ] 2 重量 部及びジ ク ミ ルバ一オキサイ ド 0. 3 重量部を、 ヘン シ ェ ル ミ キサーで混合 した後実施例 3 2 と同様な方法で、 変 性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂を得た。 こ の変性ポ リ プロ ピ レ ン 樹脂と、 ポ リ プロ ピ レ ン樹脂およびポ リ ブチ レ ンテ レ フ 夕 レー ト [帝人 (株) 社製 商品名 T R B — H ] 充塡材 と して長さ 3 mmガラ スチ ョ ッ プ ドス ト ラ ン ドを表 1 0 に 示す割合で 2 軸押出機にて溶融温度 2 6 0 で、 ス ク リ ュ —回転数 1 0 O r p m で押出 しペ レ ツ ト を得た。 こ のペ レ ッ ト を射出成形 して試験片 と し、 これを用いて、 物性試 験を行ない、 その結果を、 表 1 0 に示す。 いずれ も実用 に耐える十分な機械物性を有する。
[0094] 比較例 3 0〜 3 2
[0095] 実施例 3 5 において、 変性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂を用い なかっ た以外は同様の方法で物性試験を行い、 その結果 を表 9 に示す。 機械物性が著 し く 、 低 く 、 実用に供 しえ ない。
[0096] 実施例 3 8
[0097] ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 (実施例 1 と同 じ) 1 0 0 重量部、 N — [ 4 一 ( 2 , 3 —エポキシプロ ポキシ) 一 3, 5 - ジ メ チルベン ジル ] ア ク リ ルア ミ ド 1 重量部、 ジ ク ミ ル パーォキサイ ド 0. 0 5 重量部をヘ ン シ ェ ル ミ キサーで ド ラ イ ブ レ ン ド した後、 実施例 2 3 と同様な方法で変性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂を得た。
[0098] 表 1 1 に示 した、 ポ リ プロ ピ レ ン樹脂に反応 した変性 剤のエポキシ基含有量及び反応率は次の様に して求めた。
[0099] ク ロ 口 ホルムにて 2 0 時間 ソ ッ ク ス レ ー抽出を行ない 洗浄する こ と によ り変性後の未反応のエポキシ基含有ァ ク リ ルア ミ ド単量体、 そのオ リ ゴマー、 ラ ジカ ル発生剤 及びその分解生成物を除去 した。 未反応物を除去 した変 性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂のエポキシ基に起因する赤外吸収 スぺ ク ト ルよ り エポキシ基含有量 (当量 1 g ) を求め、 さ らに原料 と して添加 した変性剤の中、 実際に反応した 変性剤の割合を次式によ り反応率 (% ) と して算出 した
[0100] エポキシ基含有量
[0101] 反応率: : X 1 0 0 添加 したエポキシ単量体の当量
[0102] 上記で得られた変性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 1 0 0 重量部 に長さ 3 mmのガラ スチ ョ ッ プ ドス ト ラ ン ドを 3 0 重量部 添加 し、 タ ンブラ 一で混合 した後、 実施例 9 と同様な方 法で押出 しペレ ツ ト化した。 こ のペレ ツ ト を射出成形 し 得られた試験片を用い物性試験を行な っ た。 結果を表 1 1 に示す。 さ らに上記変性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 7 0 重 量% とポリ ブチ レ ンテ レ フ タ レ ー ト [帝人 (株) 社製 商品名 T R B — J ] 3 0 重量%を混合 し、 実施例 2 3 と 同様な方法で物性試験を行な っ た。 結果を表 1 1 に示す 比較例 3 3
[0103] 実施例 3 8 に用い られた変性剤 N — [ 4 — ( 2, 3 — エポキシプロ ボキシ) 一 3, 5 — ジメチルベン ジル ] ァ ク リ ルア ミ ドの代り にグ リ シジルメ タ ク リ レー ト ( G M A ) を、 変性後のエポキシ基含有量を同 じ レベルにする ため、 3 倍量用いて実施例 3 8 と同 じ方法で変性ポ リ プ ロ ピ レ ン樹脂を得た。 こ の変性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂を用 いて実施例 3 8 と同様な方法で試験片をつ く り 物性試験 を行な っ た。 結果を表 1 1 に示す。
[0104] 比較例 3 4 変性剤を用いない場合について実施例 3 8 と同様な方 法で物性試験を行ない、 結果を表 1 1 に示す。
[0105] 表 1 1 のデー タ よ り みて、 本発明で用いる変性剤の代 り に G M Aを 3 倍量用いて変性後のエポキシ基含有量を 同 じ レベルに した場合でも、 比較例 3 3 の変性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂は押出時に異臭を放ち、 接着強度が低下 し、 ま た機械的物性が劣る こ とが分る。
[0106] t ISO
[0107] CJ1 o
[0108] 表 1 実 施 例 比 較 例
[0109] 組 成
[0110] 1 2 3 4 1 2 3 4 ポリオレフィ ン樹脂
[0111] くポリ プロピレン > (重量部) 100 100 100 100 100 100 100 100 エポキシ基含有 AG E アク リルアミ ド単量体 (重量部) 0.5 10 5 5 0 10 0 5 ラジカル発生剤 (重量部) 0.5 0.7 0.01 4 1 0 0 0.01 押出時の臭気 無 臭 無 臭 無 臭 無 臭 無 臭 無 臭 無 臭
[0112] 剝離強度 (kgZIO關) A 1板 15 17 11 11 4.8 6.0 2.7 7.3
[0113] 鋼 板 11 12 9.8 9.5 3.7 4.1 2.4 5.9
[0114] E V 0 H 11 13 10 10 2.1 4.3 < 1 5.1
[0115] to n
[0116] 表 2 実 施 例 比 較 例
[0117] ホ丑
[0118] 5 6 7 8 5 6 7 8 ポリオレフィ ン樹脂
[0119] <ポ リ エチレン > (重量部) 100 100 100 100 100 100 100 100 エポキシ基含有 GMA アク リ ルア ミ ド単量体 (重量部) 0.5 10 5 5 0 10 0 5 ラジカル発生剤 (重量部) 0.5 0.7 0.01 4 1 0 0 0.01
[0120] =t
[0121] 押出時の臭気 無 臭 無 臭 ¾ 無 臭 無 臭 無 臭 異 臭 剝離強度 (kgZlOmm) A 1板 14 18 14 10 4.2 5.8 2.3 6.2 鋼 板 9.5 10 9.1 9.3 3.5 3.7 3.3 5.2
[0122] E V 0 H 12 14 10 11 4.4 5.1 2.2 6.8
[0123] to t n en CD
[0124] 表 3 実 施 例 比 較 例
[0125] 組 成
[0126] 9 10 11 12 9 10 11 12 ポリオレフィ ン樹脂
[0127] くポ リ プロ ピレン〉 (重量部) 100 100 100 100 100 100 100 100 エポキシ基含 M A H ァク リルァミ ド単量体 (重量部) 0.5 10 1 5 0 10 0 1 ラジカル発生剤 (重量部) 0.5 0.7 0.05 4 1 0 0 0.05 ガラス蛾維 (重量部) 5 3 30 100 20 50 50 30 押出時の臭気 無 臭 無 臭 jnn 1=1 lilt* 無 臭 無 臭 無 臭 異 臭 アイゾッ ト衝撃強度 (kg · cm/cm) 12 16 14 13 4.0 5.2 6.1 7.0 引 張 強 度 (kg/cm2 ) 720 730 740 700 310 420 370 520 荷重たわみ温度 (°C) 135 144 148 148 98 106 108 112
[0128] ISO
[0129] o cn
[0130] 表 4 実 施 例 比 較 例 組 成
[0131] 13 14 15 16 13 14 15 ポリエチレンテレフタ レート
[0132] 40 50 80 90 5 95 80 エチレン一プロピレンージシクロぺ
[0133] ンタジェンエラス トマ一 (重量%) 60 50 20 10 95 5 20
[0134] N— [ 4 一(2, 3—エポキシプロポキ
[0135] シ) 一 3, 5—ジメチルベンジル] Ύ 5 3 3 1 3 3 0. 05 ク リルアミ ド (重量部)
[0136] ラジカル発生剤 (重量部) 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1 0. 1
[0137] Ύィゾッ ト衝撃強度 (kg · cm/cm) 65 45 30 25 65 8 9 曲 げ 弾 性 率 (kgZ cm 2 ) 1 1000 13500 17500 19000 3500 23000 16500 荷重たわみ温度 (で) 100 115 135 157 1 12 102 130
[0138] ISO t cn
[0139] cn cn
[0140] 表 5 実 施 例 比 較 例 組 成 1 in
[0141] 17 18 19 20 1丄 Ί 1
[0142] 1 丄 Q ポリブチレンテレフタレート
[0143] (重量%) 0 0 15 30 50 70 0 0 30 30 ポリプチレンテレフタレート系
[0144] エラストマ一 (重量%) 10 20 15 20 10 20 5 95 20 20 プロピレン一エチレン一プロック
[0145] 共重合樹脂 (重量%) 90 80 70 50 40 10 95 5 50 50
[0146] N- [4— (2,3 一エポキシプロボ
[0147] キシ) 一3—メチルベンジル] 8 5 2 2 2 0.5 2 2 15 2 ァクリルアミ ド (重量部)
[0148] ラジカル発生剤 (重量部:) 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 0.2 15 アイゾツト衝撃強度 (kg - cm/ cm) 55 65 45 63 25 35 7 68 8 曲 げ弾性率 (kg/cm2) 15000 12000 13500 15500 16500 17000 15500 4000 黄 変 12500 荷重たわみ温度 (。C) 112 100 108 115 120 135 112 65 100
[0149] t CJ1 t
[0150] n CD
[0151] 表 6 施 例 比 較 例 組 成 A Q 1 99
[0152] 23 24 L丄 変性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 (重量% ) 15 20 75
[0153] ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 (重量% ) 10 30 10 25 50 85 ポ リ ブチ レ ンテ レ フ タ レー ト樹脂 75 50 15 75 50 15 アイ ゾ ッ ト衝撃強度 ( kg · cm/cm) 7 7 10 3 2 4 引 張 強 度 (kg/cm2) 450 410 350 420 370 310 伸 び ( ) 40 125 220 12 15 16
[0154] CO t
[0155] cn
[0156] 表 7 施 例 比 較 例 組 成
[0157] 26 27 28 23 24 25 変性ポ リ エチ レ ン樹脂 15 20 45
[0158] ポ リ エチ レ ン樹脂 10 30 40 15 50 85 ポ リ カ ーボネー 卜樹脂 (重量% ) 75 50 15 85 50 15 アイ ゾ ッ 卜衝撃強度 ( kg · cm/cm) 30 22 25 15 10 12 引 張 強 度 ( kg/cm2 ) 430 350 300 380 280 250 伸 び ( % ) 15 75 150 4 15 30
[0159] ISD cn
[0160] D cn O
[0161] 表 8 実 施 例 比 較 例 組 成
[0162] 29 30 31 26 27 28 エチ レ ン 一 プロ ピ レ ン
[0163] ブロ ッ ク共重合樹脂 (童量% ) 15 50 85 変性エチ レ ン 一 プロ ピ レ ン
[0164] ブロ ッ ク共重合樹脂 (重量% ) 15 50 85
[0165] ポ リ フ ヱニ レ ンサルフ ア イ ド
[0166] 樹脂 (重量 85 50 15 85 50 15 アイ ゾッ ト衝擎強度 (kg * cm/cm) 6 7 15 2 3 4 引 張 強 度 (kg/cm2) 750 510 390 730 470 320 伸 び (% ) 20 35 150 3 5 8
[0167] ISO n
[0168] CJ1 J1
[0169] 表 9 施 例 比 較 例 組 成
[0170] 32 33 34 29 30 31 変性ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 (重量% ) 10 25 50
[0171] ポ リ プロ ピ レ ン樹脂 15 25 35 25 50 85 ポ リ ア ミ ド樹脂 75 50 15 75 50 15 ア イ ゾ ッ ト衝撃強度 ( kg · cm/ cm) 19 8 12 3 3 5 引 張 強 度 ( kg/cm2) 430 380 310 400 350 300 伸 び ( % ) 25 75 130 7 8 8
[0172] cm
[0173] t
[0174] n CD cn
[0175] 表 1 0 施 例 比 較 例 組 成
[0176] J *J 30 31 32 ボ リ プロ ピ レ ン樹 R旨 (重量% ) 15 20 75
[0177] ポ リ プロ ピレ ン樹脂 (重量 10 30 10 25 50 85 ポ リ ブチ レ ン テ レ フ タ レー 卜樹脂) 75 50 15 75 50 15 ガラ ス織維 (重量部、 上記樹脂 100 5 30 100 5 30 100
[0178] 重量部に対して)
[0179] 了 ィ ゾ ッ ト衝擊強度 ( kg · cm/cm) 8 6 11 4 3 3 引 張 強 度 ( kg/cm2) 500 650 780 410 500 410 伸 び (% ) 11 8 7 62 3 4
[0180] C J1 cn CD cn CD
[0181] 表 1 1 ポリプロピレン樹脂 ガラスチョップドス卜 ポリ ブチレンテレフタ レ一 ト 変 性 剤 に反応した変性剤の A1板との ランド 30部添加の物性 30重 量 % 添 加 の 物 性 押出時 エ ポキ シ 含有置 剝離強度
[0182] 引張赚 Wh衝撃 ®¾ 引張赚 伸 び の臭気 単 量 体 添加 S 当量 1 g 反応率% kg/lOnm kg/ cm2 kg · cm/ cm kg/cm2 %
[0183] N— [4— (2,3—エポキシプロ
[0184] 実施例 38 ポキシ) 一3,5 —ジメチル 1 1.88X10 5 49.6 11 750 142 9 370 260 無 臭 ベンジル] アクリルアミ ド グリシジルメタクリレ一卜
[0185] 比校例 33 (GMA) 3 1.85X10 5 8.8 5.8 500 109 6 330 20 異 臭
[0186] 比皎例 34 な し 3.1 3 98 4 320 16 無 臭 ¾ d
[0187] 〔産業上の利用可能性〕
[0188] 本発明の変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂組成物は変性時に異 臭を伴わず、 無機充塡材、 金属、 重合体樹脂基材 との接 着性にす ぐれ、 またアイ ゾッ ト衝撃強度、 引張強度及び 伸びな どの機械的物性が良好であ るため自動車分野、 家 電分野、 工業部品な どに使用でき、 その利用価値は大き レヽ n
权利要求:
Claims〔請求の範囲〕
1 . ポ リ オ レ フ イ ン樹脂に、 次の一般式 I
R 0 H
I II I
H 2 C = C - C - N - C H 2 A r I
(式中、 A r は少な く と も一つの グ リ シ ジルォキ シ基で 置換さ れた炭素数 6〜 2 4 の芳香族炭化水素基を表わ し R は水素原子、 ま たは メ チル基を示す)
で表わ さ れる エポキシ基含有ア ク リ ルア ミ ド単量体を、 ラ ジカ ル発生剤の存在下で反応さ せて得 られる変性ポ リ ォ レ フ ィ ン樹脂。
2 . 未変性ポ リ オ レ フ イ ン樹脂を 0〜 9 5 重量%の割合 で包含す る ク レ ーム 1 の変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂。
3 . 上記ポ リ オ レ フ イ ン樹脂がポ リ プロ ピ レ ン、 ポ リ エ チ レ ン、 プロ ピ レ ン一エチ レ ンブロ ッ ク あ る レ、は ラ ン ダ ム共重合体、 エチ レ ン一プロ ピ レ ンエラ ス ト マ一、 ェチ レ ン一プロ ピ レ ン一ジェ ンエラ ス ト マ一、 エチ レ ン ー プ ロ ピ レ ン ジ シ ク ロ ペ ン 夕 ジェ ン共重合体、 エチ レ ン 一 プ ロ ピ レ ンェチ リ デ ン ノ ルボー ネ ン共重合体、 及びポ リ ( 4 - メ チル一ペ ンテ ン一 1 ) か ら選ばれる ク レ ーム 1 の変性ポ リ オ レ フ イ ン樹脂。
4 . 上記エポキ シ基含有ア ク リ ルア ミ ド単量体が N -
[ 4 一 ( 2 , 3 —エポキ シプロ ボキ シ) 一 3 , 5 — ジ メ チ ル ベ ン ジ ル ] ァ ク リ ノレ ア ミ ド、 N — [ 4 — ( 2, 3 — エポキ シプロ ボキシ) 一 3 , 5 — ジ メ チルベ ン ジル ] メ 夕 ク リ ノレア ミ ド、 N — [ 4 一 ( 2 , 3 — エポキ シプロ ボ キ シ) H 一 3 — メ チルベ ン ジル ] ァ ク リ ノレア ミ ドか ら選ば れる ク レ Cーム 1 の変性ポ リ オ レ フ イ ン樹脂。
5 . ポ リ オ レ フ イ ン樹脂 と、 次の一般式 I - C H 2 一 A r
(式中、 A r は少な く と も 1 つの グ リ シ ジルォキ ジ基で 置換さ れた炭素数 6 〜 2 4 の芳香族炭化水素基を示 し、 R は水素原子ま たは メ チル基を示す)
で表わ さ れるエポキ シ基含有ア ク リ ルア ミ ド単量体 と を ラ ジ カ ル発生剤の存在下で押出機中で反応さ せ る こ と よ り な る変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂の製造方法。
6 . ポ リ オ レ フ イ ン樹脂 1 0 0 重量部 と式 I のエポキ シ 基含有ア ク リ ルア ミ ド単量体 0. 0 1 〜 2 0 重量部 と ラ ジ カ ル発生剤 0. 0 0 5 〜 5 重量部が用 い られる ク レ ーム 5 の製造方法。
7 . 反応温度が 1 5 0 〜 2 5 0 。Cである ク レ ーム 5 の製 造方法。
8 . ポ リ オ レ フ イ ン樹脂 と、 上記一般式 I のエポキ シ基 含有ア ク リ ルア ミ ド単量体 とをラ ジカ ル発生剤の存在下 で反応さ せて得 られる変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂 5 〜 9 5 重量 と他の熱可塑性樹脂 9 5 〜 5 重量% とか ら な る熱 可塑性樹脂組成物。
9 . 上記他の熱可塑性樹脂がポ リ エステル樹脂、 ポ リ フ ェニ レ ンサルフ ァ イ ド樹脂、 ポ リ カ ーボネー ト樹脂、 ポ リ ア ミ ド樹脂、 ポ リ アセ タ ール樹脂、 ポ リ フ エ二 レ ンォ キサイ ド樹脂、 ポ リ 了 リ レ ー ト樹脂及びポ リ サルフ ォ ン 樹脂か ら選ばれる ク レ ーム 8 の熱可塑性樹脂組成物。
10. ポ リ オ レ フ イ ン樹脂と上記一般式 I のエポキシ基含 有ア ク リ ルア ミ ド単量体とをラ ジカル発生剤の存在下で 反応させて得られる変性ポ リ オ レ フ イ ン樹脂 1 0 0 重量 部 と充塡材 3 〜 3 0 0 重量部とか らなる充塡材強化ポ リ ォ レ フ ィ ン樹脂組成物。
11. ( A ) ポ リ オ レ フ イ ン樹脂 1 0 〜 9 0 重量%、 ( B ) 他の熱可塑性樹脂 9 0 〜 1 0 重量%、 上記 ( A ) + ( B ) 1 0 0 重量部に対 し前記一般式 I のエポキシ基含有ァ ク リ ルア ミ ド単量体 0. 0 1 〜 2 0 重量部及びラ ジカ ル発生 剤 0. 0 0 5 〜 5 重量部を溶融混練 してな る変性ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂組成物。
12. ポ リ オ レ フ イ ン樹脂 1 0 0 重量部、 前記の一般式 I のエポキシ基含有ア ク リ ルア ミ ド単量体 0. 0 1 〜 2 0 重 量部、 ラ ジカル発生剤 0. 0 0 5 〜 5 重量部及び充塡材 3 〜 3 0 0 重量部を溶融混練してな る充塡材強化ポ リ オ レ フ ィ ン樹脂組成物。
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